おしゃれなフランス映画
昔は、おしゃれな映画が好きだった。
ヌーベルバーグ。
ゴダールのミューズたちが、知的にアンニュイだったりすると、もうたまらない。
美しすぎる。代表的なヌーベルバーグの女優達は、完璧に商業的に、アンニュイだ。
この、商業的にアンニュイな映画が、今も昔もフランス映画として君臨している。
フランス映画はおしゃれではない
などというのは、
ハリウッドはつまらない
ということと同じくらい、ナンセンス
なのだろう。
フランス映画の中の優雅にアンニュイにダメなひと
そうゆうミューズたちを映画の中で夢中で追いかけながら、セ・ラ・ヴィの世界に没入するのも、悪くないけど、
彼、彼女らは、やはり、美しすぎる。
どんなにダメでも優雅に、アンニュイにダメだから、
もう、どこを切り取ったって、絵なのだ。
フランス映画の中の、おちこぼれ
そうゆう、絵画の連続のような映画は名作として、ちゃんとライブラリーに入れておく。
まだまだ人生半ば。先に美しいものたちを見ておいてよかった。
いとおおしいダメな男
ということで、最近みた2本のダメ男映画が、たまらなくよかった…
いわゆる、ダメなひとは、キャラクターがしっかり、ちゃんと板についていて、愛らしがあるのだ。
フランス映画の中のずばぬけておもしろい男たち
こちらは伝説的にダメな男たち
大御所①
大御所②
大御所③
どうして、男ばかりなのだろう。
ダメな女たちも、いてもいいはずである。
ダメな男というのはやっぱり、ダメな女よりも、おもしろいのか。
ダメな女というのは、おもしろいに終着しないのか。
ふしだらになってしまうのか。
とかいろいろ考えていると、
なぜだか、どうしても、イザベル・ユペールの顔が浮かんできてしまうのは、なぜ?
フランス映画の中のダメな女
これはやはり、外せない…
フランス映画の中のこわいこわい女
ダメな女はあまり出てこないのに、こわい女が山のように出てくる。
ダメな女は、もうダメなど、いっていられなくなるくらいこわい。
そうだ、イザベル・ユペールは、こわい女だ!
イザベル・ユペールがこわい!
フランス映画の中のこわいこわい女たち
いろんな意味でこわい女たち
サスペンスよりも、多分、こわい。
フランス映画の中のドラマチックにこわい女たちというのは、どんどんせまってくる。
これはやっぱり、なにか、どす黒い感じで、たまらなく、女ってこわいね、など、いってられなくなります。