この記事では
上の写真の
青い合皮でつくるアイフォンケースの
- 型紙製図
- つくりかた
について
書いています
使用している布やひもの素材
アクセサリーのサイズについては
こちら
型紙製図
スマートフォンのサイズをはかろう
まず
手持ちのスマートフォンの
サイズを
はかります
スマートフォンの縦の長さ ○○cm
(例)アイフォン8の縦のサイズ
15cm
スマートフォンの横の長さ ○○cm
(例)アイフォン8の横のサイズ
7,2cm
製図1(ポシェット部分の製図)
合皮と
えんぴつを
用意します
ここからは
合皮に
直接
製図していきます
ステップ1
縦の線を引きます
長さ
スマートフォンの縦の長さ 25cm
ステップ2
横の線を引きます
長さ
スマートフォンの横の長さ 3,8cm
ステップ3
縦線と
横線を
複製して
長方形に
します
ステップ4
ハサミで
長方形を
カット
ついでに
ポシェットの
開き口に
接着する
ベルベットのリボンも
カットします
製図2(ショルダーストラップ)
ショルダーストラップは
ポシェットを肩にかけるときに
つかいます
ポシェット部分と同様
合皮に直接
製図していきます
下のような
ベルトを
2本
製図して
カット
製図3(ベルト押さえとリング止め)
最後は
ベルト押さえと
リング止めの
製図です
それぞれ
2ピース
用意します
製図して
カット
縫う
ポシェット
ポシェットを縫う前に
リングを用意します
リング止めを
半分に折って
4辺を縫い
リングに通します
ポシェットを縫う前に2
ポシェットの
開き口に
ベルベットのリボンを
接着します
ポシェットを
表が上になるように置き
リング止めを両端に
セットします
このとき
リング止めの
リングの方向に要注意
リングが
ポシェットの脇線に対して
内側
にくるように
セットします
リング止めがずれないように
クリップで止めてから
ポシェットを
半分に折ります
リング止めが
ずれないように
注意しながら
ポシェットの
両脇を
縫い代0,5cm
で
縫います
表に
ひっくり返して
ポシェットの
完成です
表にひっくり返すのが
少し大変でした
ポシェットができたので
リングに
ナスカンを
つけます
ショルダーストラップ
リング止めと
同じように
中央で半分に折って
縫います
スナップボタンを取り付ける
スナップボタンを
トンカチをつかって
ショルダーストラップに
取り付けます
打ち具を使って取り付けるスナップボタンと 手縫いで縫いつけるスナップボタンの比較
打ち具を使って取り付けるスナップボタンのメリット
- 手縫いで縫いつけるスナップボタンに比べて、
強く固定される
ので、剥がれ落ちる心配が少ない
- 手縫いで縫いつけるスナップボタンのような
縫い目がない
ので、すっきりとした見た目になる
- 合皮に食い込み安い ので、取り付けが簡単
スナップボタンの部品
ばね→ぼたんの受け皿
げんこ→ぼたん
ばねも、げんこも
取り付けるために
つめが
必要です
スナップボタンを取り付ける位置
ショルダーストラップの
4か所に
スナップボタンを
取り付けます
まず、
わかりやすいように
ピースを色分けします
ピースの色を
ショルダーストラップの
ボタンの付け位置に
配色すると
次のようになります
実践:打ち具でスナップボタンを取り付ける
ステップ1
ショルダーストラップの
表面と裏面
を
決めます
表と裏がはっきりわかるようにしておく
スナップボタンを取り付ける際に
表と裏があいまいになると
つめとげんことばねの取り付け位置が
わからなくなってしまいます
表と裏を決めたら
裏にシールを貼って
ひとめでわかるように
しておくといいです
ステップ2
げんこを
取り付けます
最初に、 つめを
合皮に
食い込ませます
つめの歯が
表面にしっかり
出てくるまで
目内で
ぐりぐりと
合皮を押し付けながら
根気強く
歯を押し出します
ステップ3
3の1
げんこを
打ち台に
セットします
3の2
歯が食い込んでいるつめの
表面を上にして
台にセットしたげんこの上に
のせます
このとき
つめが
げんこの真上にくるように
セットすると
とんかちで打ち付けたときに
つめがげんこに
きれいに
噛み合います
ステップ4
とんかちで
打ち付けます
ステップ5
げんことつめが
きちんと噛み合っているか
チェック
- げんことつめが対に合皮に対して平行に収まっているか
- げんこの突起部分が変形していないか(変形してしまっていると、ばねにうまくはまらなくなってしまいます)
- つめの歯がみえていないか(歯がみえていると、つめとげんこがうまくかみ合っていない可能性があります)
ステップ6
ばねを
取り付けます
まず、つめを
合皮に
食い込ませます
ステップ1
と
まったく同じ作業です
ステップ7
7の1
歯がくいこんだ
つめの
歯を上にして
その上に
ばねを
おきます
要チェックポイント
ばねには
表と裏があります
ばねをつめの歯の上に置くときは
必ず
表を上にして
置きます
ばねの表と裏
ばねの表には輪の中に切り込みがあります
ばねの裏には輪の中に切り込みがありません
7の2
ばねとつめが
ずれないように
親指と人差し指でつまんだまま
つめの表面が
上にくるように
ショルダーストラップを
返します
つめの表面が
上にきた状態で
つめを
とんかちで
打ち付けます
ステップ8
ばねを
同じように
残りの二か所に
取り付けます
本目にも、スナップボタンを取り付けたら
完成です
ベルト押さえを縫う
ベルト押さえを
半分に折って
4辺を
ミシンで縫います
ベルト押さえの両端を手縫いで縫い合わせる
縫い目に沿って目打ちで穴を空ける
ベルト押さえは
小さなピースなので
ミシン縫いではなく
手縫いでつなぎ合わせます
まず、手縫い針が
合皮に
通りやすいように
穴を空けます
麻糸で穴に沿って縫う
ベルト押さえは
厚みがあるので
ほつれにくい
麻糸で
手縫いします
組み立てる
ショルダースナップを
ナスカンと
手編み綱に
通したら
肩かけ/てもち ツーウェイ アイフォンケース
が
できました