ショーツ(パンツ)によく使われている
のびる生地
ストレッチがきくので
体にぴったりと
フィットしてくれる
のびる生地をつかって
ショーツをつくりたい
さっそく
自分サイズの原型 (のびない生地用につくられた型紙)で
生地を裁断し
組み立てたら
体にフィットしなかった
大きすぎて
体にフィット
しなかった
要するに、だぼっとした、しまりのない
パンツになった
ストレッチ生地=型紙に注意
のびない生地用の型紙(この場合、わたしの原型)は
伸縮率が考慮されずに製図されているため
ダボンな
結果に陥る
こんなことから
今手元にある
のびない生地用の型紙を
のびる生地用に
修正する
という
未知の作業を
行うことになります
ストレッチ生地の伸縮率
型紙を修正する前に
大事な事は
生地の伸縮率を
測ること
生地の伸縮率によって
型紙修正に使う数値がやや変わります
生地の伸縮率を測る
4段階の伸縮率
のびる生地にも
ものすごくのびる生地や
ややのびる生地、
少ししかのびない生地
が、あるように
生地ごとに
伸縮率は
異なります
自分の使う生地が
どのカテゴリーに分類されるのか
- 伸縮率25%
- 伸縮率50%
- 伸縮率75%
- 伸縮率100%
今回は
この4段階の伸縮率を
カテゴリ範囲として設定します
DIY ストレッチ生地伸縮率 測定ボード
伸縮率を測るためのボードです
自分でつくります
これを生地屋さんに
持って行って
その場で伸縮率を
測ることも
可能です
ストレッチ生地 伸縮率 測定ボードのつくり方
材料
- A4のコピー用紙または適当な厚紙
- えんぴつ
- 定規
- はさみまたはカッター
作業
ステップ1
横9,3cm
縦2,3cm
のボックスを
用紙の左先端に
縦に4つ
並べます
それぞれの横線の
延長線を
紙の右先端まで
引いておきます
ステップ2
1段目のボックスの
右先端の
縦線から
2,3cm
離した場所に
縦線を
複製します
複製した線を
2段目まで延長します
2段目まで延長した線から
横に2,3cm
離した場所に
直線を複製します
3、4段目も
同じように
製図します
ステップ3
上のように
輪郭線を
カットします
ストレッチ生地伸縮率 測定ボードが
できました
ストレッチ生地 伸縮率 測定ボードのつかい方
段階の分け方
伸縮率を上のように
段階分けします
測定
ステップ1
伸縮率を測りたい
ストレッチ生地を
縦、横10cmの正方形に
カットします
ステップ2
生地を半分に折る
生地がのびる方向を
チェック
ステップ3
測定結果
のびた生地が
どの段階ゾーンに
収まっているか
確認します
25パーセントのゾーンには
収まりきらず
75パーセントのゾーンには
達していません
伸縮率50パーセントのゾーンに
生地が収まっています
このストレッチ生地の伸縮率は
50パーセントト
でした