※前回の《バレエ衣装 本格チュチュをつくろう その1》の続きです
そもそもチュチュの構造ってどうなっているんだろう?
なんか、複雑そう…。
と思っていました。
でも調べてみると、以外と、単純な構造でした。
製作する前に、チュチュの全体像と構造を頭に入れておくのは、
たのしく、スムーズに
製作するための、最初の一歩になりました。
採寸
着用するひとの実体を採寸するのがおすすめです。
採寸はたったの2カ所!
着用するひとにきてもらって、まずは採寸。
下のマネキンの輪っかがついてる部分と同じ位置を測ります。
例
赤線:アンダーウェスト 45.5cm
青線:ヒップ 48cm
第一小数点までの数字でOK
この2つの数字は後程、生地の長さを出すための計算式につかいます。
この数字をあやふやにすると、完成度に大きく影響するかも!
ガラスメジャーで、正しく測るのが、おすすめです。
チェック
パンツをはいた状態で採寸するのがベスト!
ヒップは一番突き出ている箇所を採寸するのがベスト!
チュチュの構造
わかりやすいように、マネキンをつかってチュチュの構造をみてみたいと思います。
名称
用意するものは、《その1》で記述した、パンツ。
このパンツのことを以降ではツン
とよびます、正式名称だそうです。
同じように、パンツに縫い付けていくチュールをスカート
と呼びます。
スカートの形
こんな形です。
ひれのついた浮き輪、でしょうか。
これをツンに縫い付けることで、パンツとスカートが一体化した、チュチュができます
スカートとツンの関係
ツンにスカートをつけてみます。
まず最初に、1段目。
次に、2段目。
重要ポイント
上から順にはめていくこと
1段目が1番上にあり、
2段目が1段目の下です。
縫いつけていく順序も、これとまったく同じです
このようにして、6段つけてみました。
スカートのボリュームがでて、
ツンがほとんど透けずにみえなくなりました
段数
さて、ツンを何段つけるか。
段数が多ければ、ボリュームも増えます。
参考
今回、わたしが製作したチュチュは6段です。
6段でこれぐらいのボリュームです。
今回使用した4歳児のパンツに縫い付けられるスカートの量としては
6段がゲンカイでした。
👆こちらはよーくみると、3段
でしょうか
次回は、生地の長さの計算と裁断について、書いてみます。