この記事は、チュチュをつくろう1、2、3、4の続きです。
チュチュをつくろう、その4の記事では、アンダーウェストの数字をつかって、
1段目、2段目、3段目のチュールの横の長さを算出しました。
4、5、6段目のチュールの横の長さ
1~3段目で使ったアンダーウェストの数字の部分を、ヒップの数字に置き換えるだけです。
実際の計算式
下の計算式のヒップの数字は、わたしが実際に使った数字です。
ここにはそれぞれ、採寸した時の個々のサイズを入れてください。
例:ヒップ48cmの場合のチュールひとこまの横の長さ
48cm + 7.5cm = 55.5cm
55.5cm ÷ 6 = 9.3cm
9.3cm ÷ 0.22 = 42cm
42cm + 1 = 43cm
チュール生地を1~6段すべてならべてみよう
すべての段数のチュールの横の長さをだすことができました。
ここで一度、チュール生地を各段並べてみました。
丈の長さはどうするか
最後に、それぞれの段の丈の長さ(チュールの縦の長さ)を決めます。
ポイント
段ごとに丈の長さを変えます。
なぜ
●チュチュに立体感をだすため
●チュチュにボリューム感をだすため
実際に、どんな風に変わるのか、みてみたいと思います。
①1段目から6段目まで、まったく同じ丈の長さでつくった場合
②1段目を1番長い丈の長さにして、
2、3、4、5、6段目と徐々に丈の長さを短くしていった場合。
また、チュール生地を、なるべく逆立てたい場合には、②の方がおすすめです。
ハードチュールはもともと垂れにくいので、多少は立つ傾向にありますが、
丈が長すぎると、やっぱりどうしても全体的に垂れ気味になります。
下の段の丈を短くすることによって、
垂れる範囲を減らし、より立体感を出す、という目的があります
丈の長さの決め
1番いい方法はモデルにきてもらって、腰に直接布をあてて、どれくらいの丈にするかを確認することでしょうか。
わたしはモデルに持っている普通のスカートを履いてもらって、裾を手でもちあげてチュチュのように立った状態にして、このへん!という風にきめました。
アンダーウェスト45、5cm、ヒップ48cm、6歳女児の場合
参考に、わたしがつくったチュチュの丈は以下の長さです。
その6に続きます。