Paris Muséesのオープンデータに初めてアクセスしてみたら、とてもおもしろい。
絵画以外に、服飾関係の作品も、たくさん所蔵されている。
すべての作品を無料ダウンロードできるわけではなさそう。CC0ライセンスで公開されている作品に絞って検索してみた。
そこからさらに、服飾のカテゴリーで絞って検索すると、約1300点程の作品がヒットした。
その中から今回は、このドレスを加工して、はぎれで作られたようなドレスを作ってみる。
1918年~1928年ごろに作られたそう。デザイナーの名前と住所のタグがドレスに縫いつけられていている。T. Magnet 11, Place de la Madeleine Paris".
当時、パリのマドレーヌ広場にあった、MAGNETという人のブティックで縫製されたであろう、ドレス。概要には次のような記述がある。
「スタイルのあるワンピース」は1920年代の特徴のあるデザインのワンピースのこと。フランスのファッションブランド、ランバンによって用いられたスタイル。
当時の「スタイルのあるワンピース」は、18世紀のフランス風ドレスからインスピレーションを受けているらしい。確かに、スカートの中心部分の裂け目と、数か所に施された刺繍は、その特徴を引き継いでいるといえる。
Affinity photoの選択ブラシツールだけで、結構いろいろな加工ができる。ただ、服の一部分に色をつけるだけでも、おもしろい。
【操作】
1.選択ブラシで色を付けたい部分を選択。上部の調整ボタンを押す。
2.調整パネルを開いた状態で、レイヤーの調整ボタン→リカラー
3.カラーパネルで色を調節し、結合ボタンをおす
次は、ワンピースの裾をコピペして、丈に追加。ロングドレスにしてみる。
【操作】
1.選択ブラシで、裾を適当なはぎれの形に、選択。
2.上部調整ボタンを押し、調整パネルを開く。パネルの一番下の項目の出力のボタンを押して、メニューが開いたら、新規レイヤーを選択し、決定。
3.新規レイヤーにはぎれのような布ができる。何枚かレイヤーを複製して、裾に張り付けていく。
柄のついたはぎれはコピースタンプツールで、作成。
この花柄の刺繍をコピースタンプツールでコピーしながら、はりつけていく。
その前に、ちょっと新しいはぎれを、追加。
コピースタンプ、べた塗り感がでてしまった。上部のメニューで不透明度を下げた方がよかったかも。
スカート部分の花柄のはぎれがべったりしてしまったので、ためしに、身頃部分は、不透明度を下げて、スタンプをはりつけていく。
洋服の質感になじんだけれど、ちょっと透明感がですぎてしまった。
www.parismuseescollections.paris.fr