ヴィンテージのお気に入りのジーンズがもう1本欲しい。
でも、なかなか同じものが売っていない。
超ハイウェストの
脱色したような色のジーンズ。
ハイウェスト×折伏せ縫い
ジーンズの特徴
縫製の4か所で折伏せ縫いがつかわれています
3Dで、デザインの再現と折伏せ縫いの構造確認をしました
これと同じ形のジーンズを、自分でつくるのために、
まずは、型紙が必要
好きなデザインの型紙がほしい
世の中には無数の型紙が存在するのだろう。
きっと、このズボンのデザインの型紙も
どこかにころがっているだろう
服飾関連本の型紙
ネットの型紙
探し始めたら、止まらずに、どこまでも探し続けることもできるだろう
けれど、自分の欲しい、このズボンが、手元にあるのだったら、
これから型紙を写すことが一番てっとりばやい、のだろう
と考えた
既製服から型紙をとる
さっそく、ハトロン紙がない
型紙写しにつかうハトロン紙を持っていません
身近のはぎれの中をあさります、サテン布のロールをみつけました
これを、型紙用紙としてつかいます
サテン布をハトロン紙の代用として使って、たったひとつよかった点
今回使用したサテン布は、若干、透ける素材です
コピーしたいものの上に被せると、
輪郭がうっすらとではありますが、透けて見える
なので、写す作業には、利点でした
既成服から型紙をとる
まず、既製服にアイロンをかけて、皺をのばします
今回の、このズボン、歪んでいる箇所があります
作業台の上に寝かせてみると、布があまっているような部分です
この余っている布をピンでとめて、布が均一に張るようにします
ズボンを半分に折って
片足のみが見えるようにし
形を整えたら、
このズボンの上にずっぽり、サテン布を被せます
サテン布がずれないように、重しをおき、
ボールペンでズボンの外枠をすべてなぞります
つながりを確認して、修正する
ズボンの輪郭が写されたサテン布をズボンから下ろして、
縫い代をつける
折伏せ縫いの縫い代のおさらい
何度も忘れてしまう、折伏せ縫いの縫い代幅。
前回の3D再現の中で、前パンツと後パンツ
それぞれの折伏せ縫いの付け位置と縫い代幅を確認しました
前パンツ
前パンツの折伏せ縫いの位置は
股下とウェストの2ケ所
後パンツ
後パンツの折伏せ縫いの位置は
股下とベルトライン、股ぐりの3ケ所
既製服から、型紙が、とれました