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【本当に着たい服】ひとりぼっちの洋裁独学者が本当に着たい/つくりたい服ってなんだ?を考える。実践3つで導きだす

ひとりの人間がアトリエの机でデザインを描いている姿と実践3つのテキスト


まずはじめに

すぐにできることから

 

【①服を捨てる】

 

服を整理するでもなく

服を減らすわけでもなく

 

服を

 捨てる

 

着たい服をみつけるために

脳内をいったん

ゼロにするという目的で

 

日常的に

行います

 

捨て方は

いろいろあります

 

例えば、台所のゴミ箱に捨てる場合

とくに他の生ものと一緒くたにするのは

 

罪悪感はあるものの

本格的に、クローゼットを

ゼロにできる

 

個人的には

捨てた後に

 

 

 蓋ができる

ゴミ箱がいい

 

かつては

それなりに愛着を持っていた服を

 

まるめて

ゴミ箱の中に置く

 

服は、乱雑に納められた他のゴミと

隣り合わせに

 

ただの布切れに変貌する

 

それを3秒

上から眺めて

 

蓋をする

 

自分も生まれ変わった心地を

味わえます

 

【②お気に入りの服をデジタル化し自分だけのブティックに並べる】

 

自分だけのブティックをSTORESでつくります

 

自分のお気に入りの服を

永遠に納めて置ける倉庫みたいな場所を

 

クローゼットでもなく

倉庫でもなく

 

あえて

ブティックという名まえにすることで

 

開かれた空間になり

 

ずっと手放さないであろう服が

 

ちゃんと収まっている感じを

 

いつまでも眺めていることができます

 

 

 

 

全部とっておきたい

という場合は

倉庫でもクローゼットでもいいけれど

 

その中でも

 

  • 思い出のある服
  • 一生手元においておきたい服
  • 時代の動きに左右されない服

 

など

 

格上の服たちを並べて置く場所

 

Boutiqueです

 

また

Boutiqueにすることによって

 

自分のための

自分運営のセレクトショップ

 

という体が生まれるので

 

適当に物置に置いておくという感覚から

脱却し

 

並べられた服に

無上の価値

生まれます

 

スマートフォンでマイブティックを閲覧している手元

 

 

【マイトレンドをデザイン画にする】

 

 デザイン画は本来

スタイリストとモデリストが

 

構想中の服のデザインを共有するための

コミュニケーションの手段として利用されたり

 

デザイン補正、修正するためのたたき台の役割としてつかわれたり

 

服をデザインする工程では

欠かせない

二次元アートですが

 

これを

今回は

 

 マイトレンドを

ライブラリー化するための

手段

 

として

使います

 

 

 

マイトレンドとは?

 

 

マイトレンドとは

自分自身が、好きな服の型のこと

 

 

型というのは、ある程度のディテールも含めた

 

 服のフォルム

 

のこと

コートのイラスト画



 

 

マイトレンドはあくまで

トレンド

なので

 

追いかけている流行や、自分の今の好みによって

 

 パーソナル化

 

されます

ズボンのイラスト

 

またマイトレンド

 

 

自分はこうゆうのが好き、

という

 

にフォーカスしたリストであることが

大事です

 

またその今性の観点に重きをおいて

 

リストに入れるか入れないか

 

ジャッジをすることも

 

大切です

 

マイトレンドをわざわざデザイン画にするのはなぜか

 

あらゆる服の画像は

ネットを駆使すれば、

 

無限に

収集できる

 

それを

お気に入りとして

ライブラリ化することで

 

イラスト画にしなくても

 

マイトレンドを

ライブラリー化することは

可能だが

 

あえてデザイン画にする利点があります

 

 

 服を描くことで

自分の好きなデザインやフォルムを

シンプルに

可視化できる

 

 

なぜなら

デザイン画は

 

基本的に線で表されるフォルム

 

なので

 

余計な装飾やいらない要素が入らない

 

からです

 

コートのイラスト画

 

ここでいう

いらない要素とは

 

  • 着ているモデルの顔
  • コーディネートされている他の服
  • 背景
  • デコレーション
  • アクセサリー

 

そういった

ここでは目的とされてない

補足的な要素のことです

 

またデザイン画を描くことで

 

 

 自分の好きな型の傾向というのが

見えやすくなる

 

という利点もあります

 

 

 

画像の収集だけだと

自分の好きな傾向は

 

 現れていても

みえにくい

 

色、形、素材などの要素が

相互作用としてはたらき、

その総合的情報が圧縮されれている

 

イメージ写真だと

 

シンプルなフォルムや

必要不可欠なディテールにフォーカスしにくくなる

 

なので

デザイン画を描くことで

それらの

 

 余計な要素を剥ぎ取る

 

ということが

 

可能になります

 

 

【①、②、③のトリプル効果】

 

①は定期的に行うけれど

もちろん、捨てるという所業は

 

リサイクルショップに売るや

人にあげる

 

という行為で

代替できます

 

②は

 季節の変わり目

いいタイミングだったりします

服のショッピングサイトがパソコンの画面に映っている様子と画面をみるひと

 

衣替えの時期に

ブティックの並べ替えをしたり

 

新たに服を追加したり

逆に削除したりして

 

ブティックを

整えることができます

 

 

③は定期的に行うことでその後の服の創作にもつながってきます

 

自分で服をつくる場合

 

 つくるものを決めるまでが大変

 

ましてや、

 

ほんとうにつくりたいものをつくる場合

 

ゼロからなにかをデザインしていくよりも

 

すでにまとまった自分の好みのフォルムから

今つくりたいものの形を導き出していく方が

 

具体的につくりたいものが

みえてくる

 

トレンチコートのデザイン画

 

つくりたいものさえみえてくれば

 

そのあとの創作【型紙おこしや、裁断、裁縫まで】

スムーズにつながってもいくだろう

 

デザイン画は

どんどん増やして

 

いろんなタイミングで

フィルターをかけられるようにしておくことが

 

ベスト!