アイフォン8を入れる
バッグをつくりました
このバッグはふたつの機能を持ち合わせています
- ショルダーバッグとしての機能
- 手持ちバッグとしての機能
また、低予算で
時間をかけずにつくることをモットーに
デザイン、縫製されています
なので
原料コストは最小限で
複雑な作業工程は含まれていません
とはいっても、チープな印象にならないよう
ユニセックスな色合いと雰囲気が出るように
デザインしました
写真のポシェット部分は
アイフォン8のサイズでつくられていますが
製作編で紹介する型紙は
どんなサイズのスマートフォンでも
応用できる仕様になっています
この記事では
このアイフォンバッグをつくるための
細かな材料について
記しています
機能とデザイン
てもちバージョンのデザイン
黄色と青のひもの手編みの縄が
もちてになります
この縄のつくりかたは
製作編の
もちてをつくる
で詳しく説明しています
肩かけバージョンの機能の特徴
ショルダーストラップの長さが
3段階で調節できるようになっています
材料を購入する
合皮(フェイクレザー)
ポシェットとショルダーストラップの部分につかう
青色の合皮(フェイクレザー)を購入します
わたしはたまたま
蚤の市で3ユーロで購入しました
安い生地屋さんなどで購入する場合は
50センチ×50センチ
の生地の長さがあれば
十分です
合皮の厚みについて
厚みがありすぎると
縫う時に、苦労します
今回使用した合皮の厚みは
約1ミリ
です
合皮の光沢について
今回のデザインでは
光沢が控えめで
マットな色合いと肌触りの
合皮を使っています
また、伸縮性を伴わない合皮が
おすすめです
ストレッチがきく合皮の場合
型崩れを起こしやすいからです
ポシェットの入れ口
ポシェットの入れ口の縁周りに
黄色いベルベットのリボンを
接着しています
デザイン面では
アクセントになり
縫製面では
接着することで
バイアス処理の手間が
省ける
というメリットがあります
ベルベットリボン
幅2,5センチ
1メートルあれば
十分です
持ちての縄編みにつかうヒモ
カラー ロープ 青
太さ-細(約3ミリ)
3メートル
カラー ロープ 黄色
太さ-細(約3ミリ)
3メートル
ロープの素材
素材は、今回、特にこだわりませんでした
ただ、
麻のようなざらついた天然素材よりも
ビスコーズや、アクリルのような
化学繊維素材のロープの方が
合皮の質感と
マッチするので
おすすめです
ヒモの太さに要注意
2,5ミリ~3ミリがベストです
これ以上細くなると、デザインに影響がでてしまうかもしれません
これ以上太すぎると、縄を編むときに、編みずらくなってしまいそうです
アクセサリー
アクセサリーは
サイズが肝心になります
ショルダーストラップが
太すぎて
穴に入らない
や
スナップボタンが
ショルダーストラップの端から
はみ出してしまう
というハプニングを
防ぐために
アクセサリーの
サイズに注意して
購入します
アクセサリーのサイズと個数
ナスカン
2個
■サイズ:
本体:全長50mm 幅19mm リング内径12mm
リング
2個
リング 内径15mm
単品で購入するって
なかなか難しい
と思っていたら
ナスカンとリングがセットになっている
これをみつけました
ナスカン、リングとも
今回のサイズ条件と合致しています
ヨーロッパからは
単品で購入できる
こちらのショップが
便利です
(実際に購入したショップです)
ナスカン、リング、共に
色は、黒みがかった銀を
選びました
カシメタイプのスナップボタン
6セット
直径:約10mm
色は、シルバーを
チョイスしました
カシメタイプのスナップボタンは
4つの部品で
1セットです
トンカチをつかって合皮に食い込ませるため
頑丈で、外れてしまう心配もありません
レザークラフトなどでも
このタイプの金具が使われているのを
目にします
縫製の材料
縫い糸
ミシン糸 太さ 60~70太さ 青色か黒色
手縫い麻糸 黒か青色
と
針1本
道具
ミシン
注意:もちろん手縫いでも可能です
手縫いの場合は、強度のある麻糸がおすすめです
トンカチ
スナップボタンをつけるときに打ち具としてつかいます
目打ち
これもスナップボタンをつけるときに
ツメをねじ込むためにつかいます
また、ベルト押さえを手縫いする際の
穴あけの作業でつかいます
革用の接着剤
革用のボンドよりも強力な
接着剤の方が
ベルベットのリボンが
合皮にきちんと貼り付いて
剥がれたり
しません
これで、すべての材料と道具が
揃いました